ガソリンスタンドでオイル交換をしたことはありますか?
オイル交換は、点検の時にディーラーで済ませるという人も多いと思います。
しかし、ガソリンスタンドでオイル交換をすると、ディーラーでオイル交換をするよりお得な点がたくさんあります。
そこでこの記事では、ガソリンスタンドでオイル交換をするメリットとデメリットについて、10年以上ガソリンスタンドの販促の手伝いをしてきた専門家の観点からご説明します。
ガソリンスタンドでオイル交換をするメリット
ガソリンスタンドでのオイル交換は、ディーラーでオイル交換するよりも、お得なところがたくさんあります。
ディーラーと比較した場合、何がお得になるか確認してみましょう。
オイルが安い
ガソリンスタンドは、ディーラーよりも安くオイル交換ができます。
エンジンオイルの種類にもよりますが、ディーラーはだいたい3,000円~10,000円くらい、ガソリンスタンドは2,000円~5,000円くらいで交換ができます。
そのため、ガソリンスタンドのエンジンオイル価格は、カー用品店とほとんど変わらないレベルになっています。
ただしディーラーはメーカーによって、ガソリンスタンドは店舗によって価格に幅があります。
予約がいらない
ディーラーでオイル交換をするには、事前に予約が必要です。
そのため、急にオイル交換をしに行っても、受け付けてくれないことがあります。
さらに事前予約をしたくても、曜日によっては予約が埋まっていることもあります。
しかし一方で、ガソリンスタンドはピット作業時間内であれば、比較的何時でもオイル交換ができるメリットがあります。
人員が少ない場合は待つこともありますが、その日中にオイル交換がしたいのであれば、十分に施工が可能です。
クレジットポイントがたくさんもらえる
オイル交換は大体どこでも、クレジットカードが使えます。
しかし、ガソリンスタンドで、ガソリンカードを使ってオイル交換をすると、ディーラーやカー用品店よりもポイントが多く貯まる特徴があります。
そのため、ポイントをたくさん貯めたいのであれば、ガソリンカードでオイル交換するとお得です。
ガソリンカードで貯まるポイントは以下の通りです。
ENEOSカード
エネオスでは、ENEOSカードを使用するとオイル交換がお得になります。
ENEOSカードには3種類あり、それぞれカーケアの特典が異なります。
カード種類 | カーケア購入時の特典 |
---|---|
ENEOSカードS | 1,000円ごとに20ポイント貯まり、1,000ポイント=1,000円で換算。 1,000ポイント単位でキャッシュバック可能。 そのほか商品との交換も可能。 |
ENEOSカードP | 1,000円ごとに30ポイント貯まり、1,000ポイント=1,000円で換算。 1,000ポイント単位でキャッシュバック可能。 そのほか商品との交換も可能。 |
ENEOSカードC | カード利用額に応じてガソリン・軽油が最大7円/ℓ引き |
アポロステーションカード
アポロステーションカードを使ってカーケア商品を購入すると、1,000円の利用につき5ポイントのポイントが貯まります。
貯まったポイントは、他のポイント(楽天ポイントやマイル)に交換したり、請求金額からのキャッシュバックしたり、景品と交換することもできます。
ガソリンスタンドでオイル交換した時のデメリット
ガソリンスタンドでのオイル交換は、メリットもありますがデメリットもあります。
オイルの種類が限られている
ガソリンスタンドには、限られた種類のオイルしか置いていません。
そのため、こだわりがある場合は対応できない可能性があります。
ただ粘度別で対応できないことはないので、こだわりが無ければオイル交換自体の問題はないでしょう。
時間がかかることがある
ディーラーや大型カー用品店に比べると、ガソリンスタンドの設備は充実しているとはいえません。
そのため、先客がいると待ち時間が必要になります。
さらに、人員が不足しているところが多いため、時間がかかることもよくあるのです。
オイル交換のタイミング

オイル交換は定期的に実施する必要があります。
一般的に交換が必要になる走行距離の目安は、3,000㎞~5,000㎞、または3カ月から6カ月と言われています。
エンジンオイルを交換せずにそのまま走行していると、エンジンの故障の原因になるので、走行距離か期間のどちらかが早い方で交換しましょう。
またオイルフィルターは、オイル交換2回につき1回のタイミングで行うようにしてください。
最後に
オイル交換はディーラーだけではなく、ガソリンスタンドでも出来ます。
価格などはガソリンスタンドの方が安いので、こだわりが無ければ試してみてください。
