ガソリンスタンドの知識

出光のマイカーリースは残価がデメリットにならないって本当?

マイカーリースはデメリットばかりだという評判を聞いたことはありませんか?

カーリースか車の購入で悩んでいたら、このような評価は気になりますよね。

実際カーリースを使うと、デメリットに感じるところも多くあります。

ただカーリースでデメリットに感じるのはほとんど残価に関するものです。

そこでこの記事では、残価によるデメリットが少ない出光のマイカーリース「オートフラット について、ガソリンスタンドの販促の手伝いを10年以上してきた専門家の立場からご説明します。

マイカーリースはデメリットばかりなの?

マイカーリースは契約満了時の残価清算がデメリットと言われることがあります。

残価清算がデメリットと言われる理由は次の通りです。

残価清算がデメリットと言われる理由

一般的なカーリースは、クルマに乗るのに必要な料金(車本体・税金・車検など)から、リース契約満了時のクルマの価値(下取り価格)を引いた分を、リース料金として分割で支払う仕組みになっています。

残価とは、この契約満了時のクルマの価値(下取り)の設定金額のことを言います。

カーリースがデメリットと言われるのは、契約満了時にクルマの価値が、この残価設定金額よりも低くなる可能性があるためです。

返却するクルマの価値が、残価設定よりも低くくなると、契約者は差額分を追加料金として支払わなければいけなくなります。

そのため、カーリースはデメリットがあると感じる人がいるのです。

カーリースの契約には、オープンエンド方式とクローズドエンド方式があり、残価の影響があるのは、オープンエンド方式になっています。

オーパスエンド方式

リース会社が設定した残価を契約者に開示するのがオープンエンド方式です。

オープンエンド方式は、契約時に設定した残価が現状の市場価格よりも価値があれば差額分を返金し、価値が低くなっていれば差額の支払いが発生する契約です。

クローズドエンド方式

リース会社が設定した残価が、契約者に開示されないのがクローズドエンド方式です。

クローズドエンド方式は残価の開示がない代わりに、契約満了時のクルマの状態に関わらず残価との差額の返金・支払いがないのが特徴です。

ただし、クローズドエンド方式の場合、その分定額料金が高めに設定されます。

オートフラットが残価によるデメリットが少ない理由

出光のオートフラットは一般的なオープンエンド方式のカーリースですが、残価によるデメリットが少ないと言われています。

その理由は以下の通りです。

適正な残価設定

オートフラットは残価の差額が出やすい格安リースとは違い、月々の支払いを適正な価格に設定しています。

その結果、残価も適正な金額設定になり、残価不足による追加の支払いが出にくくなっているのです。

そのため契約満了時にプラス査定されることも多く、キャッシュバックされやすいのが特徴となっています。

実際、利用者の90%の人がプラス査定され、平均200,000円のキャッシュバックがされています。

リース料金例)ダイハツタント(カスタムX ガソリン DCVT 5ドア)
契約年数:5年 500㎞/月

・フルメンテプラン 23,650円(税込)/月
・マイメンテプラン 21,230円(税込)/月
・メンテなしプラン 18,590円(税込)/月

自動車保険をコミにできる

キズ・ヘコミについては、オートフラットでも残価減額の対象になります。

しかしオートフラットの場合、自動車保険もリース料に含めることができ、泣き寝入りすることが多い「もらい事故」にも対応することもできます。

しかも、自動車保険に加入して万が一事故があった場合でも、翌年に保険料がアップすることなく定額の支払いを継続できるメリットがあります。

走行距離の精算がいらない

カーリースの契約は、月間の走行距離を最初に決定します。

他のカーリース会社では、この走行距離を超過してしまった場合、追加料金が発生するケースがあります。

しかし、オートフラットは走行距離超過による距離精算はありません。

そのため、オートフラットは距離を気にせず運転することができるのです。

ただし、走行距離超過によって査定額が変わってしまった場合は、残価との差額を支払う必要があります。

出光オートフラットのメリット

カーリースはどこでもでも、定額・全てコミコミというのをメリットにしています。

もちろん出光オートフラットも同じく、ずっと定額で全てコミコミです。

ただ出光オートフラットには、他のカーリースと違うメリットがあります。

それがガソリンスタンドのメリットを活かしたガソリン値引です。

オートフラットを契約した場合のメリットは以下の通りです。

アポロステーションと出光で契約した場合
・フルメンテプラン 7円/ℓ値引き、または2万円の商品券
・マイメンテプラン 5円/ℓ値引き、または1万円の商品券
・メンテなしプラン 3円/ℓ値引き、または3千円の商品券

シェルで契約した場合
・フルメンテプラン 2万円の商品券
・マイメンテプラン 1万円の商品券
・メンテなしプラン 3千円の商品券

プランによって値引額は異なりますが、一番安いメンテなしプランでも3円/ℓのガソリン値引がついてきます。

ガソリンはクルマに乗っていれば必要なものなので、オートフラットは他のカーリースに比べてこの部分でかなりお得と言えます。

まとめ

マイカーリースでデメリットばかりと言われる契約満了時の残価精算ですが、出光のオートフラット を利用すればこのデメリットは少なくできます。

なぜなら「適正な残価設定」・「定額の自動車保険」・「走行距離精算無し」という特徴があるからです。

さらにオートフラットには、ガソリン値引きという他のカーリースにはないメリットもあるので、カーリースと車購入で悩んでいるなら選択肢の一つとしておすすめします。

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