最近ではガソリンスタンドでもスマホのキャッシュレス決済ができるところが増えてきました。
ただキャッシュレス決済は手軽な代わりに、ガソリン値引きの恩恵を受けれないという弱点があります。
そのためキャッシュレス決済で給油メリットを出すには値引き以外の方法を考えなければいけません。
そこでこの記事では、ガソリンスタンドのキャッシュレス決済がお得になる方法についてご説明します。
ガソリンスタンドで給油可能なスマホキャッシュレス決済
現在、スマホキャッシュレス決済ができるセルフのガソリンスタンドは、JA・コスモ石油・エネオス・キグナス石油です。
エネオスではメルペイ、コスモ石油ではメルペイ・d払い・PayPay・楽天ペイ、キグナス石油ではd払い・PayPay・楽天ペイ、JAのガソリンスタンドでは以下のスマホ決済ができるようになっています。
PayPay、LINEPay、メルペイ、d払い、auPAY、BankPay、J-CoinPay、ゆうちょPay、Alipay、WeChatPay
※店舗によって使えるブランドが異なります。
ただエネオスでは、スマホ決済アプリがそのまま使えないという欠点があります。
メルペイを使う場合は、iD経由でなければ決済することができないのです。
詳しくはこちらの記事で説明しています。
JAもコスモ石油もエネオスも利用できない店舗があるので、それぞれ確認してから使うようにしてください。
ガソリン給油時スマホキャッシュレス決済がお得になる方法
スマホキャッシュレス決済は、ガソリン値引きがありません。
そのため、ガソリンスタンドでお得にキャッシュレス決済を利用するにはどれだけポイントが貯まるかが重要です。
つまりスマホ決済でポイントを獲得するには、銀行やコンビニでのチャージではなく、相性の良いクレジットカードとの紐付けが重要になるのです。
PayPayにはPayPayカード
ガソリンスタンドでPayPayを利用できるお店は少ないですが、もしPayPayでガソリン給油をするなら、PayPayカードに紐付けて利用することをおすすめします。
PayPayカードはPayPayでの決済で1%の還元があり、PayPayの基本還元率と合わせると1.5%の還元になります。
さらに、PayPayステップアップで最大1%が上乗せされるので、還元率が最大2.5%になります。
ただしPayPayは、PayPayカード以外のクレジットカードに紐付けた場合、PayPayポイントが貯まらないという欠点があります。
そのためPayPayは、PayPayカード以外のクレジットカードと紐づけてもメリットがありません。
またPayPayが利用できるガソリンスタンドもまだ少ないので、汎用性が低く現在あまり使い勝手がよいとは言えません。
d払いは2重取りができる
d払いはJAとコスモ石油・キグナス石油で利用できる決済サービスです。
このd払いはdカードの紐付けで1.5%の還元を受けれるだけではなく、他のカードにも紐付けができるという特徴があります。
そのため自分が普段使っているカードに紐付けることで、d払いとの2重取りが可能になります。
この時、d払いの還元率0.5%と他のカードの還元率がプラスされます。
リクルートカードなど還元率が高いカードを紐付けるとポイント獲得率が上がるのでおすすめです。
また、楽天カードなどガソリンスタンドで利用機会が多いカードを紐付けることも可能です。
d払いに楽天カードを紐付けた場合、d払いの0.5%還元と、楽天カードの1%還元が受けれることになります。
メルペイは紐付け不可
ENEOS・コスモ石油・JAで使えるメルペイは、クレジットカードの紐付けが出来ない仕様になっています。
メルペイの使用には、メルカリの売上金を使うか、銀行またはコンビニでチャージするか、メルペイスマート払いを使って後払いするかしかありません。
そのため、ガソリンスタンドでの利用は、便利ということ以外現状あまりメリットがないと言ってもいいでしょう。
まとめ
スマホのキャッシュレス決済はガソリンスタンドでも少しづつ使えるようになってきました。
ただしスマホ決済は給油割引のメリットがないので、お得に給油するには紐づけるクレジットカードのポイントでメリットを作るしかありません。
クレジットポイントについては、それぞれのスマホ決済で違いがあるので相性の良いクレジットカードを使うことをおすすめします。
個人的にはd払いに、リクルートカードのような高還元率カードや汎用性の高い楽天カードがおすすめです。