カードを使わず現金でガソリンを入れている人は結構多いのではないでしょうか。
ただ現金での給油は、ガソリンカードに比べてどうしても割高になってしまいます。
そこでこの記事では、現金で給油をしてもガソリン代がお得になる方法について、ガソリンスタンドの販促の手伝いを10年以上行ってきた専門家の立場からご紹介します。
現金給油でガソリンが安くなる方法5選
現金で出来るだけ安くガソリンを入れるなら現金価格が安いお店を探すだけでは不十分です。
ガソリンスタンドには無料でガソリンが割引になるツールがいくつかあるので、これらを活用してお得に給油しましょう。
ポイントカード・現金会員カード
ほとんどのガソリンスタンドでポイントカードは使われています。
Tポイントカードや楽天ポイントカードがこれにあたり、これらのカードはポイントが貯まるだけではなく、ガソリン価格が安くなる特徴を持っています。
さらにポイントカードは無料で作れるため、ただで会員価格の恩恵を受けることができます。
またポイントカードのほかにも、現金会員カードとしてガソリンスタンド独自で発行しているものもあります。
これらのカードも基本的には、ポイントカードと同じように無料でガソリンが安く給油できます。
宇佐美のうさっぴぃカードも無料で作れる現金会員カードです。
ただうさっぴぃカードは使用するのに情報登録が必要になっています。
LINE会員・メール会員
ガソリンスタンドはLINEのお友達登録をしてくれた人に、お得な情報を配信することがあります。
この配信では、ガソリンの値引パスワードや値引クーポンなどが配布されます。
ご存知の通りLINEは無料で利用できるツールです。
そのためお友達登録するだけで、タダでガソリン値引きが出来てしまうのです。
またLINE会員の良いところは、他の値引きツールと併用が可能なところです。
お店によって違いはありますが、現金会員カードなどとも併用可能な場合もあります。
割引レシート
レシートもガソリンがお得に給油できるツールの一つです。
ガソリンスタンドで給油した時に出てくるレシートは、次回の給油で使える値引きバーコードや、QRコードが付いていることがあります。
このレシートを捨てずにとっておくと、次回数円/ℓ引きで給油することが出来ます。
基本的には同じガソリンスタンドで1回だけしか使えませんが、また新しいレシートがもらえるので企画がなくなるまで永遠に値引き給油ができる特徴があります。
またコンビニ併設のガソリンスタンドでは、コンビニで買い物をした時にガソリンの値引きレシートがもらえる場合もあります。
クーポン券
クーポン券は車検などのカーケアをガソリンスタンドで実施した時や、イベントの配布などでもらえることがあります。
クーポンの内容は毎月1回3円/ℓ引きや、月に2回まで5円/ℓ引きなど様々で値引き以外にもティッシュなどのプレゼントがもらえる場合もあります。
ただし、他の値引きツールとの併用は不可と明記されていることが多いので、注意事項をよく読んでから使用することをおすすめします。
イベント・特売日
イベントや特売日は普段よりもガソリンが安くなる日です。
イベントは前日や当日の新聞分折込、または数日前からの店舗告知で知ることができます。
ガソリンがお得なだけではなく、ティッシュなどのプレゼントがもらえることもあるので、給油のタイミングが合えば足を運ぶことをおすすめします。
また、特売日があるガソリンスタンドは曜日ごとにこれを設定していることが多いので、何曜日に安くなるか調べるだけでお得に給油ができます。
現金給油でなくても良い人におすすめ
安くなれば現金でなくてもいい人は、ガソリンクレジットカードを作って給油したほうがもっとお得です。
クレジットカードと言っても、ほとんどのガソリンカードは年会費が不要なので、無料のポイントカードを作るのとほとんど変わりません。
さらにガソリンスタンドの最安値になっていることが多いので、現金給油より間違いなくお得です。
ただし、年間1回は給油しないと無料にならないカードもあるので注意してください。
- アポロステーションカード:年会費永年無料、会員価格+請求時2円/ℓ引き
- Pontaクレジットカード:年会費永年無料、会員価格、ポイント2ℓで4ポイント付与
- コスモ・ザ・カード・オーパス:年会費永年無料、会員価格
- ENEOSカードS:初年度年会費無料(2年目以降は1回の利用で無料)、会員価格+請求時2円/ℓ引き
最後に
現金でガソリンを入れるならツールを使わないと損をしてしまいます。
全てのガソリンスタンドが用意しているわけではありませんが、ガソリンスタンドには無料で使えてガソリンがお得になるツールがたくさんあります。
特にポイントカードはポイントが貯まり、ガソリン代がお得になるので持っていたほうが良いツールです。
ただ、さらに安く給油したいなら年会費がかからないガソリンカードがおすすめになります。