ENEOSカードと楽天カードどっちがお得？比較した結果は？

ENEOSカードと楽天カードどちらがガソリンスタンドでお得になるかご存知ですか？

この２つのカードはどちらもエネオスで給油した時にメリットがあるカードです。

ただENEOSカードと楽天カードは性能が全く違うので、使う人によってお得に感じる部分が異なっています。

そこでこの記事では、ENEOSカードと楽天カードでどちらの方がお得になるかについて、全国のガソリンスタンドの販促活動の手伝いを10年以上行ってきた専門家の観点からご説明します。

ENEOSカードと楽天カードお得なのはどっち？

ENEOSカードと楽天カードはどちらもエネオスでの給油でお得になるカードです。

ENEOSカードは最安値に特化しており、楽天カードはポイント獲得と汎用性に優れています。

ENEOSカードのメリットは何と言ってもエネオスのガソリンスタンドで最安値給油が出来るところです。

このカードの給油価格は、エネオスのほとんどのガソリンスタンドでその店舗の最安値になっています。

しかも、このほかに請求時値引きがあるので、両方の値引きを一緒に受けれるメリットがあります。

請求時の値引きはカードの種類によって異なっていて、「ENEOSカードS」がずっと2円/ℓ引き、「ENEOSカードP」が貯まったポイントのキャッシュバック、「ENEOSカードC」が利用額に応じた値引きになっています。

楽天カードを使ってエネオスで給油した時のポイント付与は100円につき1ポイントです。

ただ楽天カードには楽天ポイントカードの機能も付いているので、楽天ポイントカードとして2ℓにつき1ポイントの楽天ポイントが付与されます。

そのため、エネオスで楽天カードを使うとポイントの2重取りができます。

_{※現在は楽天カード・楽天ポイントカードは1ポイント=1円で使用できます。}

詳しくは公式サイト⇒楽天カード

ENEOSカードと楽天カードを単純に値引き額のみで比較してみましょう。

現金価格が150円/ℓで、ENEOSカードの店頭値引きが2円/ℓの場合は以下のようになります。

	ENEOSカードS	楽天カード
給油量20ℓ	2,960円（値引き2円/ℓ）	3,000円
請求値引き	2,920円（Sは2円/ℓ引）
ポイント付与		楽天カード30ポイント、楽天ポイントカード10ポイント計40ポイント
ポイント利用		40円
最終値引き額	146円/ℓ（4円引）	148円/ℓ（2円引）

上記のようにENEOSカードSと楽天カードを比較すると、価格面ではENEOSカードのほうが安くなります。

しかしENEOSカードは、年会費永年無料の楽天カードと違って、2年目以降の年会費が1,375円かかります。（※Sは年1回の利用で次年度無料）

そのため、ガソリンスタンドでの利用回数によってはお得にならないケースもあります。

また楽天カードは、ショッピング等いろいろな場面で使いやすいという特徴もあるので、ライフスタイルによっては楽天カードの方がお得になる人もいます。

ガソリン給油以外でのENEOSカードと楽天カードの特徴は以下の通りです。

ガソリン値引き以外でのENEOSカードの特徴は、車に乗る人に必要なサービスがそろっている点です。

365日24時間対応のロードサービスが、年間2回まで無料になる特典が付いています。

内容は以下の通りです。

サービス項目	サービス愛用	ENEOSロードサービス
レッカーサービス	レッカー車による移動	10kmまでは無料
路上修理（30分以内）	キー閉じ込み開錠サービスバッテリージャンピングタイヤパンク時の交換作業落輪時の引き上げ作業ガス欠時給油作業その他30分以内の作業	30分以内は無料