アポロステーションカードはいつでもガソリン・軽油が請求時に2円/ℓ引きになるカードです。
このカードは請求時値引以外にもガソリンスタンド店頭での値引きがあることから、出光で給油している人にはなくてはならないカードになってます。
またこのカードは「ねびきプラス」というオプションを付けることで、ガソリン値引きを大きく増やすことができます。
そこでこの記事ではねびきプラスとはどのようなサービスなのか、10年以上にわたりガソリンスタンドの販促の仕事をしてきた専門家の立場からご説明します。
ねびきプラスってどんなサービス
ねびきプラスはアポロステーションカードの利用額に応じて、ガソリン・軽油の値引き額が増えていくオプションです。
このオプションはアポロステーションカードで月に3万円以上買い物すると、1万円ごとにガソリンが1円/ℓづつ値引きされる仕組みになっています。
このオプションには値引き額の上限が違う「ねびきプラス100」と「ねびきプラス150」という2つのコースがあります。
ねびきプラス100
ねびきプラス100は、ガソリン代が最大8円/ℓ引きになり、プラスポイントが付与されるコースです。
このコースで翌々月に適用されるガソリンの値引額は以下のようになっています。
- 3万円以上4万円未満の利用で1円/ℓの値引き
- 4万円以上5万円未満で2円/ℓ引き
- 5万円以上6万円未満で3円/ℓ引き
- 6万円以上7万円未満で4円/ℓ引き
- 7万円以上8万円未満で5円/ℓ引き
- 8万円以上で6円/ℓの値引き
これに通常の2円/ℓ引きが追加されるので、最大で値引き額が8円/ℓになります。
また値引き適用上限は月間合計100リットルまでになっています。
ねびきプラス100に付与されるプラスポイントとは
プラスポイントは、アポロステーションカードの利用金額1,000円ごとに5ポイント貯まるポイントです。
このポイントはアイテム交換・ショッピング・楽天ポイントやPontaポイントなど他のポイントへの交換に使えます。
プラスポイントで交換できるものはこちらで確認してください。
ねびきプラス150
ねびきプラス150はガソリンが最大10円/ℓ引きになり、ポイント付与がないコースになります。
ねびきプラス150で翌々月適用されるガソリンの値引額は以下のようになります。
- 3万円以上4万円未満の利用で1円/ℓの値引き
- 4万円以上5万円未満で2円/ℓ引き
- 5万円以上6万円未満で3円/ℓ引き
- 6万円以上7万円未満で4円/ℓ引き
- 7万円以上8万円未満で5円/ℓ引き
- 8万円以上で6円/ℓ値引き
- 9万円以上で7円/ℓ値引き
- 10万円以上で8円/ℓ値引き
この内容に通常の2円/ℓが加算されて最大10円/ℓ引きになります。
値引き適用上限は月間合計150リットルまでになっています。
ねびきプラスの注意点
ねびきプラスはショッピングを月に3万円以上すると、1万円ごとに出光系列のガソリン・軽油の値引単価が1円づつ増えていくお得なオプションです。
しかしこのオプションは、あまりカードを使わない人にはメリットがないサービスです。
というのは、ねびきプラスは年会費が550円必要になるからです。
初年度は無料になってますが2年目以降は有料で自動更新になるので、カードの利用額が少ないといつのまにか損をしていることもあるのです。
ショッピングで毎月3万円使って毎月に30ℓ給油する人でも、値引き額は360円にしかなりません。(1円引×30ℓ×12カ月)
つまり、年会費を払うとマイナスになってしまうのです。
2年目以降ねびきプラスを使うのであれば、カード使用金額をいつも意識しておくようにしてください。
アポロステーションカード以外でお得なカード
ねびきプラスのオプションを付けるほどショッピングはしないけど、クレジットカードで買い物をする人や、アポロステーションカードを作りたくない人におすすめなのが楽天カードです。
楽天カードは出光系列のガソリンスタンドで、楽天カードのクレジットポイントに加え、楽天ポイントカード機能でポイントの2重取りが可能になっています。
楽天カードでポイント2重取り
出光で楽天カードを使うと楽天ポイントが100円につき1ポイント貯まります。
さらに楽天ポイントカード機能で2ℓにつき1ポイントの楽天ポイントが追加されます。
150円/ℓのガソリンを20ℓ給油(3,000円)すると、クレジットのポイントで30ポイント、楽天ポイントカード機能で10ポイントの楽天ポイントが貯まります。
また、アポロステーション(出光)では、楽天ポイントを1ポイント=1円で使用することができるため値引きと同じ効果が得られます。
上記の場合だと1ℓあたり2円引きと同じ効果になります。
詳しくは公式サイト楽天カード
最後に
ねびきプラスはアポロステーションカードの値引き額をさらに大きくする便利なオプションです。
しかし、ショッピングの利用額が少ないと、年会費の元が取れない可能性もあるので注意が必要です。