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分かりづらい?ガソリンがお得になる出光カードの仕組

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出光のガソリンスタンドで使えるカードはたくさんあります。

しかし、とにかくガソリンを安く給油したい人におすすめなのが出光カードです。

ただ出光カードは、公式サイトを見ても内容がいまいちわかりづらいカードです。

そこでこの記事では出光カードがどんなカードで、どういう人使ったらお得に給油ができるかについて、10年以上にわたりガソリンスタンドの販売促進のお手伝いをしてきた専門家の観点からご説明します。

※現在このカードは、アポロステーションカードに引き継がれています。

ガソリンがお得になる出光カードの仕組

出光カードは出光系のガソリンスタンドでお得になるクレジットカードです。

このカードの年会費は初年度のみ無料で、2年目以降は1,375円(本人会員)必要になっています。

ただこのカードは、貯まったポイントで年会費以上のメリットを得ることができるカードです。

使えば使うほどガソリンがお得

出光カードで貯めたポイントの使い方は、ガソリン値引きとアイテム交換の2つから選ぶことができます。

今回は選ぶ人が多いガソリン値引きについて説明します。

このカードはお買い物やガソリン給油の利用額に応じてポイントが貯まり、そのポイントを翌月のガソリン値引きに反映できる仕様になっています。

利用額に応じて貯まるポイントは、クレジットカードの月間の請求額1万円に対して1ポイントで、5千円以上1万円未満の場合は0.5ポイントになります。

貯まったポイントは、基準額をもとに値引額が算出され、翌月のガソリン値引きに反映されます。

月間の請求額が1万円の場合、ポイントは1ポイントとなります。
レギュラーガソリンの基準となる値引き額が1円なので、1ポイント×1円で翌月の値引き額は1円になります。

ポイント×基準となる値引額
  • レギュラーガソリン ポイント×1円/ℓ
  • ハイオクガソリン ポイント×1円/ℓ
  • 軽油 ポイント×1円/ℓ
  • 灯油 ポイント×0.5円/ℓ
  • オイル ポイント×1円/ℓ

ポイントは最大20ポイントまで獲得できるため、レギュラーガソリンと軽油は最大で20円/ℓの値引きになります。

また値引単価の適応は、ガソリンの給油量で月間150ℓまでとなっています。

わかりづらい仕組みですが、クレジットで1万使うと、翌月のガソリンが1円/ℓ引きになり、2万使うと2円引き、3万使うと3円引きになると覚えておけば大丈夫です。

出光カードそのほかの特典

出光カードはウェブ明細を利用すると、毎年4月11日から5月10日までの期間のガソリン・軽油が3円引きになる特典があります。

また、ロードサービスの年会費は入会後1年間無料になっています。

どう使えば出光カードが最強になるの?

出光カードの最大のメリットは、クレジット利用額に応じてガソリン値引き額が増えていき、最大の値引き額が20円/ℓになるところです。

ただし、普通にガソリンを給油しているだけでは、月に20万円を使うことはまずありません。

そこでガソリン代だけではなく、普段の買い物・電気代・通信代などすべてをこのカードで支払いましょう。

もちろん20円/ℓ割引は簡単ではありませんが、利用額に応じての割引なので、メインのクレジットカードをこのカードにするだけでも、結構なガソリン値引きが期待できます。

また出光やアポロステーションでは、このカードが店頭で値引きになることもあるので、店頭値引きとポイントによる値引きで、2重の値引き効果が得られる可能性もあります。

例えば、前月のクレジット利用が3万円で、クレジットによる割引が3円の場合、ガソリンスタンドの店頭で2円の割引をしていれば、合計5円引きでガソリン給油ができます。

最後に

出光カードはヘビーユーザー仕様ではありますが、値引きのポテンシャルが高いので、使い方次第で多くの人が使えるカードです。

内容的にちょっとわかりづらいカードですが、値引きのポテンシャルは最強クラスなので、とにかくガソリン代を安くしたいと考えているのであれば一度検討してもいいカードです。

※現在このカードは、アポロステーションカードに引き継がれています。

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