出光のアポロステーションカードにはロードサービスが付帯されていません。
そのためロードサービスを利用する場合は、別途費用が必要になります。
ただこのロードサービスは仕様によって内容がそれぞれ異なっています。
そこでこの記事では出光のロードサービスの種類と、家族でもロードサービスが使えるのかについて、ガソリンスタンドの販促の仕事を10年以上してきた専門家の立場からご説明します。
出光のロードサービスって家族も使える?
結論から言うと、出光のロードサービスは契約者本人しか使えないサービスになっています。
アポロステーションカードには、出光ロードサービスと、出光スーパーロードサービスという2種類の有料ロードサービスがあり、どちらのサービスも本人会員・家族会員それぞれ年会費が必要になっています。
年会費は出光ロードサービスが825円/月、出光スーパーロードサービスが1,650円/月です。
apollostation THE PLATINUM・apollostation THE GOLD・出光ゴールドカードは、本人会員・家族会員ともに出光スーパーロードサービスが自動付帯しているので年会費は無料です。
ただ通常のアポロステーションカードでもプラスポイントがある場合は、ポイントを年会費に交換して無料で使うことが可能です。
しかしこの場合も、1年間1人分の交換になります。
出光の2種類のロードサービスの違い
出光のロードサービスには出光ロードサービスと、出光スーパーロードサービスの2種類があります。
それぞれの特徴を確認していきましょう。
出光ロードサービス
出光ロードサービスは出光のベーシックなロードサービスです。
年会費は825円で、有事の際には24時間365日対応してくれるサービスになっています。
路上でのサービス内容は、バッテリーあがり・ガス欠・キー閉じ込み・スペアタイヤ交換・落輪引き上げ・その他の軽作業です。
ガス欠の場合はガソリン代が別途必要になり、キー閉じ込みの場合は車種によって有料になります。
また落輪引き上げは落差1m以内タイヤ1本までで、クレーン使用時は有料です。
軽作業については30分以内の作業が対象で、現場での修理が不可能な場合は提携の整備工場までのレッカーになります。
レッカーは10kmまで無料です。
出光ロードサービスで対象外になるのは、2輪車・3トン以上の大型車・違法改造車などです。
出光スーパーロードサービス
出光スーパーロードサービスは、基本的には出光ロードサービスの内容と同じです。
異なる部分はアフターフォローの部分になっています。
アフターフォローになる部分は、出光ロードサービスの範囲内での対応を実施後、自力走行が不可能な場合に適用されます。
サービス内容は以下の通りです。
- レンタカーサポート:10,000円まで無料
- 帰宅費用サポート:20,000円まで無料
- 宿泊サポート:15,000円まで無料
レンタカーサポート
目的地に到着する手段として出光のレンタカーを使用した場合、10,000円まで費用負担してくれます。
帰宅費用サポート
トラブル現場から帰宅する際の交通費を限度額20,000円まで負担してくれます。
宿泊サポート
当日帰宅が困難な場合に、出光が指定する宿泊施設で1泊のみ15,000円を限度に費用負担してくれます。
出光ロードサービスの流れ
出光のロードサービスを使うときの一般的な流れを解説します。
以下がトラブル発生から応急対応完了までになります。
①トラブル発生
②出光ロードサービスデスクに電話
電話番号はロードサービス携帯カードに記載してあります。
③ロードサービスが現場に到着(30分を目標)
ロードサービスにカードを提示する
④スタッフがその場で対応
その場で対応ができない場合はレッカーで移動します。
⑤応急対応完了
有料になった場合はカードもしくは現金で支払い
スーパーロードサービスに入っている場合、上記の対応でも自力走行が出来なければアフターフォローサービスが適用されます。
最後に
アポロステーションカードのロードサービスは自動付帯ではなく有料で加入しなければいけません。
家族の場合もそれぞれ家族カードを作って一人づつ加入する必要があり、費用は出光ロードサービスが825円/年、出光スーパーロードサービスが1,650円/年になっています。
2種類の違いはアフターフォローサービスの有無なので、アフターフォローが必要と感じる場合は出光スーパーロードサービスを選びましょう。