ガソリンスタンドで、現金給油時に使う楽天ポイントカードと、クレジット給油で使う楽天カードの違いをご存じですか?
この2つのカードは似たような名前ですが仕様や特徴は全く違います。
そこでこの記事では、ガソリンスタンドで利用できる楽天ポイントカードと楽天カードの違いについて、ガソリンスタンドの販促の手伝いを長年行ってきた専門家の立場からご説明します。
楽天ポイントカードと楽天カードの違い
楽天ポイントカードと楽天カードは全く異なるカードです。
楽天ポイントカードはスタンプカードのようなもので、実店舗で買い物をしたときにポイントが貯まるカードです。
これに対して、楽天カードは現金を使わず決済できるクレジットカードです。
実店舗やネット店舗でカード決済を行いポイントが貯まる仕様になっています。
この2つのカードはそれぞれ特徴が異なりますが、2015年12月17日以降に発行された楽天カードからは楽天ポイントカードの機能も搭載されるようになりました。
そのため楽天カードを持っていればクレジットだけではなく、楽天ポイントカードのように現金を支払ってポイントを貯めたり、ポイントを使うことがことができます。
楽天ポイントカードの機能付きかどうかは、表面のRポイントマークの有無で確認ができます。
ガソリンスタンドでの楽天ポイントカードと楽天カード
楽天ポイントカードも楽天カードもガソリンスタンドで非常に役に立つカードです。
しかし、それぞれメリットがあるガソリンスタンドが異なっているので注意して使用しましょう。
楽天ポイントカードが使えるガソリンスタンド
楽天ポイントカードが使えるガソリンスタンドとポイント付与は次の通りです。
ガソリンスタンド | 貯まる | 使える |
---|---|---|
アポロステーション(出光系) | 2ℓで1ポイント | 1ポイント1円 |
ENEOS | 2ℓで1ポイント | 1ポイント1円 |
コスモ石油 | 200円で1ポイント | 1ポイント1円 |
キグナス石油 | 1ℓで1ポイント・カーケア100円で1ポイント | 1ポイント1円 |
太陽石油(SOLATO) | 1ℓで1ポイント・カーケア100円で1ポイント | 1ポイント1円 |
上記のガソリンスタンドが、楽天と提携している実店舗ということになります。
しかしこれらのガソリンスタンドは、それぞれポイントの付与率に違いがあります。
キグナス石油やSOLATOは、アポロステーション(出光)やENEOSに比べて2倍のポイントが貯まります。
また、コスモ石油は金額でポイントが貯まるようになっています。
楽天カードがお得なガソリンスタンド
どのガソリンスタンドでも楽天カードを使うと100円につき1ポイントの楽天ポイントが貯まる仕様になっています。
ただしENEOSでは、Enekey(モバイルEnekey)に楽天カードを登録して楽天ポイントカードを紐づけると、楽天カードのポイントと楽天ポイントカードのポイントを一緒に獲得することができます。
つまり、楽天カードの100円につき1ポイントと、楽天ポイントカードの2リットルにつき1ポイントの2重取りができるのです。
楽天カードとENEOSとの特別提携は2023年9月30日で終了しました。
そのため、Enekeyに登録してポイントカードの連携が可能になになっています。
最後に
楽天ポイントカードと楽天カードは全く異なる用途のカードですが、どちらもガソリンスタンドで使うとポイントが貯まります。
Enekeyに紐づけると2重取りも可能なので、少しでもポイントを増やしたい人は利用してみてください。