ガソリン代を浮かせても、運転の仕方次第ではその努力が無駄になってしまいます。
逆にガソリンの節約方法を知っていると、ガソリン代の削減と合わせてその効果は倍増します。
そこでこの記事では、燃料を無駄にしない上手な車の運転方法についてガソリンスタンドの販促の手伝いを10年以上行ってきた専門家のの観点からご説明します。
ガソリンを無駄にしない節約術
ガソリンの節約方法はいくつかあります。
ガソリン代を無駄にしないためにも、日ごろからガソリンの節約を実践していきましょう。
ルートをあらかじめ決めて走る
ルートを決めないで運転すると余計な距離を走行して、無駄なガソリンを使ってしまうことがあります。
普段行きなれない場所や、旅行など知らない土地では道を間違えることも多く、大した距離じゃなくてもガソリンは意外と無駄になっています。
そのため目的地へのルートはあらかじめ決めるてガソリンを節約しましょう。
関連記事:ガス欠注意!高速道路のスタンド事情は?
オイルをキレイに保つ
エンジンオイルは古くなると、汚れて燃費性能が低下してしまいます。
オイル交換は長い期間行わないと、エンジンが焼け付いて危険な状態になることもあるので、細かくチェックして交換するようにしてください。
また走行距離が多い人は、半年ごとのエンジンオイル交換がおすすめです。
フィルターもオイルの交換2回に対して1回は交換するようにして、燃費の向上をはかりましょう。
基本的にオイル交換は、1年または15,000kmが目安とされています。
タイヤの空気圧を適正値に保つ
タイヤの空気圧が低くなると、走行時に抵抗が増えて燃費性能が落ちてしまいます。
タイヤの空気圧は車のドアに付いているシールに書かれているので、この表示に空気圧を合わせておけば燃費性能は保つことができます。
また空気圧が高くなりすぎると、タイヤの寿命が短くなる原因にもなるので注意してください。
空気圧の調整は、ガソリンスタンドにあるエアゲージという機械で行うことができます。
もし使い方がわからなければ、ガソリンスタンドのスタッフに聞いてみましょう。
スムースなアクセルとブレーキ

運転によってもガソリンの節約はできます。
燃費を左右するのは急発進と急ブレーキです。
発進とブレーキングは、滑らかに行うことでガソリンの無駄が少なくなります。
また走行中はエンジンの回転数をある程度キープすると燃費は向上します。
停車中のアイドリングもかなり燃料を使うので、無駄なアイドリングを減らせば燃料を節約はできるでしょう。
荷物を積みっぱなしで走行しない
重い荷物を車に入れっぱなしにしておくと、それだけで燃費は落ちてしまいます。
車体が重くなると、発進のときに普段よりアクセルを踏むようになり燃料を多く使うようになります。
燃費を少しでも良くして節約をしようと考えるのであれば、その時に使わない荷物は一度おろして走行するようにしましょう。
ただし荷物も、ある程度の重さまでは燃費に影響がないので、本当に重いもの以外は意識しないでも大丈夫です。
ガソリンは満タンに給油をしない
ガソリン満タンも荷物を入れっぱなしにしないことと同じ原理です。
車は重量が重くなれば重くなるほど燃費が悪くなります。
そのためガソリンをたくさん入れることで、かえって燃費が落ちてしまうこともあると言われています。
ただ長い年月をかければ若干節約にもつながりますが、短期的にはあまり影響はないでしょう。
もし少しでも節約したいということであれば、長期的にこまめな給油を実施してみてください。
最後に
燃費向上のために出来ることはたくさんあるので、ガソリンを安く給油するコツと併用して、ガソリンの節約に努めましょう。
