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ガス欠注意!高速道路のガソリンスタンド事情は?

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ガソリンスタンドが近くにない時にガソリンのランプが点滅すると焦りますよね。

これが高速道路だったらと思うと不安にならない人はいないはずです。

そこでこの記事では高速道路のSA・PAにあるガソリンスタンド事情と、ガソリンランプが点いてからどれくらい走行できるかについて、ガソリンスタンドの販促の手伝いを10年以上行ってきた専門家の立場からご説明します。

高速道路のガソリンスタンドの価格と営業時間

高速道路を走行中にガソリンが減ってしまったら、高速道路のガソリンスタンドを利用せざるを得ません。

ただその時に気になるのがガソリンの価格と営業時間です。

ガソリンスタンドの価格が高い理由は?

現在サービスエリアのガソリンスタンドはNEXCOによる価格統制がありません。

以前はNEXCOが価格のガイドラインを作って上限価格を決めていましたが、現在はそれがなくなっているのです。

そのため、今は各サービスエリアのガソリンスタンドが独自で価格の設定を行っています。

一般道のガソリンスタンドよりも価格が高いのは、テナント料の支払いなど一般道のガソリンスタンドよりも運営経費が高いためです。

高速道路のガソリンスタンド営業時間は

深夜に高速道路を運転する人は、ガソリンスタンドの営業時間が気になるところだと思います。

しかし一般的にサービスエリアのガソリンスタンドの営業時間は、24時間のためあまり心配する必要はありません。

ただ一部の交通量の少ない高速道路などでは、夜営業をしていないガソリンスタンドもあるので事前に確認だけはしておきましょう。

もしガソリンが無くなりそうな場合は、一つ前や後ろのサービスエリアにあるガソリンスタンドが営業しているのでそちらで給油するようにしてください。

また、高速道路会社が運営するWEBサイトにガソリンスタンドの情報もアップされているので、出かける前に見ておくといいでしょう。

https://www.w-holdings.co.jp/gasoline/

ランプがついてから走る距離は?

ガソリンランプ点滅後に車が走行できる距離はだいたい50キロ前後で、点滅時のガソリンの残量は5リットルから10リットルといわれています。

ただ都市部と郊外では交通状況が大きく異なるので、残量がいくらあっても50キロも走行できないことがあります。

さらに、車種による燃費の違いも大きく、一概には何キロ走るかはわからないのが実状です。

もしガソリンランプが点いてしまったら、50キロを意識せず出来るだけ早くガソリンスタンドに入るようにしてください。

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ガス欠になったときの対処法は?

もしもガソリンスタンドまでたどり着く前に、ガス欠になってしまったらどうすればいいのでしょうか。

車はガソリンが無くなると、パワーが落ちてアクセルが吹き上がらなくなります。

そのような状況になったら、交通の妨げにならないようにハザードランプをつけて、安全な場所に車を止めるようにしましょう。

この場合は近くのガソリンスタンドにガソリンを持ってきてもらうか、JAFを呼んでガソリンを持ってきてもらいましょう。

JAFに給油を依頼するときの費用

JAFを呼んだ場合は、会員であればガソリン代だけ支払えば給油ができます。(JAF会員でも高速の場合は高速料金が加算されます)

しかし、JAFの会員でない人はガソリン代のほかにも以下のような費用が発生します。

一般道路 通常料金8,380円+燃料費
一般道路 夜間料金10,480円+燃料費
PA・SA 通常料金10,480円+高速料金+燃料費
PA・SA 夜間料金12,570円+高速料金+燃料費
高速道路 通常料金16,770円+高速料金+燃料費
高速道路 夜間料金19,900円+高速料金+燃料費

JAFに依頼するとガス欠であっても大変な出費になってしまうので、ガソリンの状態は常にチェックするよう心がけましょう。

また、もしものことを考えるのであればJAFの会員になっておくと安心です。

最後に

高速道路に乗る前は、ガソリン残量のチェックをして万が一に備えましょう。

また、ガソリン料金が高いサービスエリアでの給油は控えて、一般道路で早めの給油を心がけましょう。

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