エネオスカードには年間2回まで無料で使えるロードサービスが付帯しているのをご存じでしょうか。
このロードサービスはいざという時に役立つものになっているのですが、どんな内容かわからないという方も多いようです。
そこでこの記事では、ENEOSカードのロードサービスがどのような内容で、どのように依頼すればいいのかについて、10年以上にわたりガソリンスタンドの販促の手伝いをしてきた専門家の観点からご説明します。
エネオスカードロードサービスの内容
エネオスカードには、連絡を入れると30分~1時間程度で現場に駆けつけてくれる24時間365日受付可能なロードサービスが付帯しています。
このサービスは年間2回まで無料で使うことができます。
サービス項目
サービス項目 | サービス愛用 | ENEOSロードサービス |
---|---|---|
レッカーサービス | レッカー車による移動 | 10kmまでは無料 |
路上修理(30分以内) | キー閉じ込み開錠サービス バッテリージャンピング タイヤパンク時の交換作業 落輪時の引き上げ作業 ガス欠時給油作業 その他30分以内の作業 | 30分以内は無料 |
サービス項目は上記の通りで車両総重量3t未満の自家用4輪車が対象となっています。
またこのサービスは一部離島を除く日本全国で利用することができます。
ただし注意事項がいくつかあるので、ロードサービスに連絡する際にトラブルの状況を詳しく報告してサービスを受けれるかどうか確認をしてください。
ロードサービスの依頼方法
ロードサービスの依頼は電話で行います。
下記の電話番号に連絡し依頼内容を伝えてください。
電話をする際は会員番号の確認があるため、エネオスカードを手元に置いておくようにしましょう。
また、無料にならないケースもあるので次の内容を先に確認しておいてください。
- 地震・津波・噴火・台風・豪雪などの天災地変による故障もしくは事故
- 戦争・暴動または公権力の行使による故障もしくは事故
- 無資格・酒酔い運転・薬物使用などで法令で禁止されている状態で運転中の故障もしくは事故
- 改造または後づけパーツの装着により、または車高が低いため通常のサービスで二次破損が生じる可能性があるもしくはサービスが不能となるような車両
- 日本国外、道路以外の場所、通行禁止場所等、出動車両の運行が極めて困難な場所
- 車両が横転している場合
- 運転者の故意による事故・故障等
- 航空機・船舶・鉄道・自動車等による輸送期間中の事故・故障等
- メーカーが発行するマニュアルに示す取り扱いと異なった方法や、仕様限度を超えて使用し、自力走行不能となった場合
- その実施が第三者の所有物の破損、権利の侵害等を伴う可能性がある場合に当該第三者の承諾が得られない作業
- お客様以外の者が運転中に事故・故障等にあった車両
- 自家用四輪車以外の車両または車両総重量が3tを超える車両
- 通常のサービスが困難な特殊工作装置等を装備した車両
- サービス実施後に違法な運転または道路交通の安全もしくは第三者を害する危険性のある運転がなされるおそれのある車両
- 短期間内に同一または類似内容の出動依頼が複数回ある車両
- レッカーサービスの移動距離が10kmを越える場合の超過距離分についてのレッカーサービス料金実費
- ENEOSカードの提示が無い場合やENEOSロードサービス利用規定に基づく条件を満たしていない場合
- キー閉じ込みの開錠時に特殊構造の鍵、セキュリティ装置等により開錠が困難な車両の開錠にかかる費用実費
- キー紛失時の開錠作業
- タイヤ交換時の、お客様がスペアタイヤをお持ちでない場合のタイヤ代金実費
- サービス実施者が現場往復に要したカーフェリー乗船料金及び、サービス実施時に必要となった有料駐車場料金実費
- ガス欠時のガソリン・軽油代実費
- 部品交換時の部品代実費
- バッテリー充電費用
- タイヤ2本以上落輪時の引き上げ費用実費
- クレーン使用時などの特殊作業費用実費
- 車両が建物等に追衝突した場合の引き出し作業費用実費
- サービス依頼後に出動キャンセルされた場合の出動費用実費
- 年間に利用するロードサービスが3回目以降の出動費用実費
エネオスカードロードサービスの注意点
エネオスカードのロードサービスを使う場合、色々なケースが考えられます。
「これには使えるの?」「これはどうなの?」と悩まないように代表的な疑問をまとめました。
ロードサービスの回数は?
エネオスカードのロードサービスが無料なのは年に2回までです。
3回目以降は出動費用が実費で掛かります。
家族で使えるの?
このサービスは家族カードを持っていれば家族でも利用可能です。
ENEOSロードサービスが利用できるのはENEOSカード名義の本人だけなので、家族カード以外の場合は利用不可となります。
また、サービス提供前に運転免許証およびENEOSカード(現物)の提示が必要となっており、スマホのカード画面提示は不可となっているので注意してください。
バイクは対象になるの?
バイクはロードサービスの対象外となります。
対象となっているのは車両総重量3t未満の自家用4輪車のみです。
最後に
エネオスカードはガソリンがお得に給油できるだけではなく、年2回無料で使えるロードサービスが付帯しているので安心して車の運転がしたいならこのカードは役立ちます。
ENEOSカードSなら年間に1回給油で利用すれば次年度の年会費が無料になるので、持っていても損はありません。